
「モンステラ」「ゼフィランサス」「シュウメイギク」
モンステラ Monstera
周年出回る植物。花色は白(仏炎苞)。
花名の由来
属名の学名「Monstera(モンステラ)」は、ラテン語で奇怪、異常を意味する「monstrum(モンストルム)」(英語での「monstrous」)が語源となり、葉の深い切れ込みや穴があくといった独特な葉の形状に由来します。
モンステラ全般の花言葉
「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」
玉簾 Zephyr flower
夏の花。花色は白、ピンク、黄など。
花名の由来
属名の学名「Zephyranthes(ゼフィランサス)」は、ギリシア語の「Zephyros(西風、ゼピュロス)」と 「anthos(花)」が語源になります。
この属の多くの種は雨が降って球根が潤うと花茎をのばして開花する性質があり、英語では「Rain lily(雨ユリ)」とも呼ばれます。
和名の玉簾(タマスダレ)とは玉で飾ったすだれを表し、葉が集まっている姿を「すだれ」に、白い花を「玉」に見立てた名前です。
ゼフィランサス全般の花言葉
「汚れなき愛」「便りがある」「期待」
花言葉の由来
花言葉の「汚れなき愛」は、ゼフィランサス(タマスダレ)の白く清らかな花姿にちなむといわれます。また、「便りがある」の花言葉は、ゼフィランサスの語源である「風」が便りを運ぶということでつけられたといいます。
秋明菊(シュウメイギク) Japanese anemone
秋の花 花色は白、ピンク、紫。
花名の由来
花名の秋明菊(シュウメイギク)は、秋にキクに似た明るい花を咲かせることにちなみます。実際にはキク科ではなく、キンポウゲ科の植物です。
シュウメイギクはとくに京都市北部の貴船に多く見られることから貴船菊(キブネギク)の別名もあります。
シュウメイギクはアネモネの仲間(イチリンソウ属)です。中国が原産で日本へは古い時代に渡来し、各地に帰化しています。英語では「Japanese anemone(日本のアネモネ」と呼ばれています。
シュウメイギク全般の花言葉
「薄れゆく愛」「忍耐」
花言葉の由来
シュウメイギクの仲間であるアネモネには悲しい伝説があり、アネモネの花言葉(「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」など)も切ないものになっています。
シュウメイギクの花言葉「薄れゆく愛」もそれにちなむともいわれます。
9月30日生まれの有名人
日本
・石原慎太郎 (政治家、作家 / 1932年9月30日)
・東山紀之 (歌手、俳優 / 1966年9月30日)
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