
「ヒガンバナ」「ヤブラン」
彼岸花 Red spider lily
秋の花(最盛期は9月)。花色は赤、白、黄。
花名の由来
和名の「彼岸花(ヒガンバナ)」は、秋の彼岸の頃に開花することに由来します。また、毒のあるこの植物を食べた後には「彼岸(=死)」しかない、ということに由来するという説もあります。
別名の「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」は、法華経などの仏典に由来します。
ヒガンバナの別名・異名
ヒガンバナは、曼珠沙華といった別名に加え、異名がとても多く、方言も入れて千以上あるといわれます。不吉であるとして忌み嫌われることもありますが、「赤い花」「天上の花」としてめでたい兆しとされることもあります。
別名: 曼珠沙華(マンジュシャゲ)、天蓋花(テンガイバナ)、リコリス
異名: 死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、剃刀花(カミソリバナ)、狐花(キツネバナ)、捨子花(ステゴバナ)、葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)、歯欠婆(ハッカケババア)など
ヒガンバナ全般の花言葉
「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」
花言葉の由来
花言葉の「悲しき思い出」は、ヒガンバナが墓地などでよく見られることに由来するといわれます。
藪蘭 Big blue lilyturf
夏~秋の花。花色は紫、青、藤色、白。
花名の由来
属名の学名「Liriope(リリオペ)」は、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスの母であるリリオペの名前にちなみます。
和名の「藪蘭(ヤブラン)」は、この植物がやぶに生えて、葉がランの葉に似ていることに由来するといわれます。
英語では「Big blue lilyturf」、「Lilyturf」、「Border grass」、「Monkey grass」などと呼ばれます。
ヤブラン全般の花言葉
「隠された心」「忍耐」
花言葉の由来
花言葉「隠された心」は、葉の間に隠れるようにして咲く、ひかえめな花姿にちなむともいわれます。
「忍耐」の花言葉は、耐寒性、耐暑性が強く、日陰でも丈夫に育つことに由来するといわれます。
9月20日生まれの有名人
日本
・吉田松陰 (長州藩士、思想家 / 1830年9月20日~1859年11月21日)
・麻生太郎 (第92代内閣総理大臣 / 1940年9月20日)
・安室奈美恵 (歌手、ダンサー / 1977年9月20日)
・若林正恭 (お笑い芸人 / 1978年9月20日)
・大本彩乃 (歌手 / 1988年9月20日)
海外
・ソフィア・ローレン (イタリアの女優 / 1934年9月20日)
この記事へのコメントはありません。