8月31日の誕生花

 

「リンドウ」「サルビア」「ハイビスカス」「ヒマワリ」「クローバー」「レンゲソウ」

竜胆 Gentian

秋の花(最盛期は9月)。花色は青、紫、白、黄。

 

花名の由来

リンドウの名は、中国で「葉は竜葵(りゅうき)に似ており、味は胆(きも)のように苦い」という意味で竜胆(りゅうたん)と名づけたのが語源となり、日本で国語化してリンドウと呼ばれるようになったといわれます。

属名の学名「Gentiana(ゲンティアナ)」は、薬効を発見した古代ギリシア・ローマ時代のイリュリア最後の王ゲンティウスにちなむといわれます

 

リンドウ全般の花言葉

「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」

花言葉の由来

花言葉の「悲しんでいるあなたを愛する」は、群生せずに一本ずつ咲く花姿と悲しみを思わせる青紫の花色に由来するといわれます。

 

サルビア Scarlet sage

初夏~秋の花(最盛期は5~10月)。花色は赤、青、ピンク、紫、白など。

花名の由来

属名の学名「salvia(サルビア)」は、ラテン語の「salvus(健康、よい状態、安全)」を語源とし、古代ローマ時代からこの植物の一種が薬草として用いられたことに由来します。

 

サルビア全般の花言葉

「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」

色別の花言葉

赤いサルビア

「燃える思い」

青いサルビア(ブルーセージ)

「尊敬」「知恵」

花言葉の由来

ラテン語の”salvus”は、フランスで”sauge”となり、イギリスで”sage”に変化しました。この「sage(セージ)」は、英語で賢人を意味する”sage”と同じ語であり、花言葉の「尊敬」「知恵」もこれに由来するといわれます。赤いサルビアの「燃える思い」という花言葉は、その情熱的な花色にちなみます。

ハイビスカス Hibiscus

夏の花(最盛期は7~8月)。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジなど

花名の由来

古くから日本ではブッソウゲ(仏桑花 / 扶桑花)という名前で親しまれてきましたが、ハイビスカスがハワイの州花になって以降、日本でもハイビスカスと呼ばれるようになったといわれます。

中国南部が原産ともいわれ、英語では「China rose(中国のバラ)」と名づけられています。西洋では美しい花をバラのようであるとよく形容します。ちなみに、西洋で「日本のバラ」と呼ばれてきたのはツバキやアジサイなどです。

 

ハイビスカス全般の花言葉

「繊細な美」「新しい恋」

色別の花言葉

赤いハイビスカス

「常に新しい美」「勇敢」

白いハイビスカス

「艶美」

花言葉の由来

ハイビスカスは、一日だけ咲いてその日のうちに枯れてしまう一日花ですが、日当たりのよい場所では次々とつぼみをつけて咲き続けます。花言葉の「新しい恋」「常に新しい美」は、ハイビスカスが毎日新しい花を咲かせることに由来するといわれます。

向日葵 Sunflower

夏の花。花色は黄、オレンジ、茶。

花名の由来

和名の「向日葵(ヒマワリ)」は、花が太陽の方向を追うように動くことに由来します。

英語では「太陽の花(Sunflower)」と呼ばれます。

 

ヒマワリ全般の花言葉

「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」

花言葉の由来

花言葉の「私はあなただけを見つめる」は、ヒマワリが太陽の方向を追うように動く性質にちなみます。西洋の花言葉には「偽りの富(false riches)」もありますが、これはスペイン人がインカ帝国(ペルー)において、太陽の神殿に仕えた巫女のヒマワリを形どった純金の装身具などを奪い取ったことに由来するともいわれます。

クローバー Clover

春~夏の花(最盛期は7月)。花色は白、赤、ピンク、紫など。

花名の由来

属名の学名「Trifolium(トリフォリウム)」は、ラテン語の「tres(数字の3)」と「folium(葉)」に由来し、三つ葉を意味します。

和名の詰草(ツメクサ)は、江戸末期にオランダから輸入された器物や書物の梱包にクローバーの枯草が詰め物として使われていたことに由来します。

 

四つ葉のクローバーの花言葉

「幸運」「私のものになって」

色別・種類別の花言葉

白クローバー(シロツメクサ)

「私を思って」「約束」

赤クローバー(ムラサキツメクサ)

「勤勉」

四つ葉のクローバーの花言葉の由来

三つの葉は希望、信仰、愛情のシンボルとされ、四つ目の葉は幸福・幸運のシンボルといわれます。花言葉の「幸運」もこれに由来します。

 

蓮華草 Chinese milk vetch

春の花(最盛期は5月)。花色は赤、白、紅紫、紫など。

花名の由来

正式な名称は「紫雲英 / 翹揺(ともにゲンゲ)」。別名の「蓮華草(レンゲソウ)」は、この花がハス(蓮)の花に似ていることに由来します。また、「蓮華(レンゲ)」とも呼ばれます。

英名の「Chinese milk vetch(中国のミルクのスズメノエンドウ)」は、この草をヒツジが食べると乳が増えるという意味であるといわれます。

 

レンゲソウ全般の花言葉

「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」

花言葉の由来

花言葉の「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」は、この植物に薬効があることに由来します。

8月31日生まれの有名人

日本

・大正天皇 (第123代天皇 / 1879年8月31日~1926年12月25日)
・青木功 (プロゴルファー / 1942年8月31日)
・アニマル浜口 (プロレスラー / 1947年8月31日)
・杏里 (シンガーソングライター / 1961年8月31日)
・別所哲也 (俳優 / 1965年8月31日)
・野茂英雄 (メジャーリーガー / 1968年8月31日)

海外

・リチャード・ギア (米国の俳優 / 1949年8月31日)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP