8月1日の誕生花

 

「オシロイバナ」「ガーベラ」「アサガオ」「ミヤコワスレ」

白粉花 Marvel of Peru

夏の花(最盛期は8~9月)。花色は赤、黄、白、紫、ピンク、オレンジなど

花名の由来

花名の白粉花(オシロイバナ)は、黒いタネの中にある胚乳が、白粉(おしろい)に似た白い粉であることに由来します。また、午後4時ごろから芳香を放つ花を咲かせるため、夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。

英名は、一本の枝から異なった色の花を咲かせることから「ペルーの不思議(Marvel of Peru)」と呼ばれます。また、夕方に咲くことから「午後4時(Four o’clock)」の別名もあります。

なお、オシロイバナが夕方から咲き始めるのは、夜行性の昆虫(日本ではスズメガなど)を引き寄せるためです。

 

オシロイバナ全般の花言葉

「臆病」「内気」「恋を疑う」

花言葉の由来

花言葉「臆病」「内気」は、人目を避けるように夕方から咲き始めることにちなみます。「恋を疑う」の花言葉は、同じ株から赤や白といった違う色の花をつけることに由来します。

 

ガーベラ Gerbera

周年出回る花。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、緑、青、紫など。

花名の由来

19世紀末に南アフリカで発見されたガーベラ(Gerbera)。その花名はドイツ人の医師および植物学者であったガーバー(Traugott Gerber、1710~1743)に敬意を表して命名されました。日本には大正初期に渡来し、当時その花姿から「花車」「花千本槍」と呼ばれていました。

 

ガーベラ全般の花言葉

「希望」「常に前進」

色別の花言葉

ピンクのガーベラ

「崇高美」

白いガーベラ

「希望」「律儀」

赤いガーベラ

「神秘」

黄色いガーベラ

「究極美」「親しみやすい」

オレンジのガーベラ

「我慢強さ」

花言葉の由来

花言葉の「希望」「常に前進」は、ピンクやオレンジといった明るい色の花を咲かせ、陽気な雰囲気を醸し出すその花姿に由来するといわれます。

 

朝顔 Morning glory

夏の花(最盛期は7~8月)。花色は青、紫、ピンク、赤、白など。

花名の由来

花名のアサガオ(朝顔)は、朝に花を咲かせ、昼にしぼんでしまう様子を「朝の美人の顔」に例えた「朝の容花(あさのかおばな)」の意味であるといわれています。

 

アサガオ全般の花言葉

「はかない恋」「固い絆」「愛情」

花言葉の由来

花言葉の「はかない恋」は、朝咲いて午後にはしぼんでしまう短い命の花であることに由来します。また、「固い絆」の花言葉は支柱にしっかりとツルを絡ませることにちなみます。

 

都忘れ Gymnaster

春の花(最盛期は4月)。花色は紫、青、白、赤、ピンクなど。

花名の由来

和名の「都忘れ(ミヤコワスレ)」は、鎌倉時代の承久の乱(1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して討幕の兵を挙げて敗れた兵乱)にて佐渡へ流された順徳天皇が、この花を見ると都への思いを忘れられると話されたことに由来します。

学名の種小名(savatieri)は、フランスの医師・植物学者で日本植物を採集し『日本植物目録』を発表したルドヴィク・サバティエ(Paul Amédée Ludovic Savatier / 1830~1891)の名前にちなみます。

 

ミヤコワスレ全般の花言葉

「しばしの慰め」「別れ」

花言葉の由来

気品ある美しい花を咲かすミヤコワスレ。花言葉「しばしの慰め」「別れ」は、佐渡へ流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられると話されたことに由来します。

 

8月1日生まれの有名人

日本

・菅原道真 (平安時代の学者、政治家 / 845年8月1日~903年3月26日)
・光厳天皇 (南北朝時代の北朝初代天皇 / 1313年8月1日~1364年8月5日)
・後小松天皇 (第100代天皇 / 1377年8月1日~1433年12月1日)
・金田正一 (プロ野球選手 / 1933年8月1日)
・つのだ☆ひろ (ミュージシャン / 1949年8月1日)
・米倉涼子 (女優 / 1975年8月1日)
・冨永愛 (ファッションモデル / 1982年8月1日)

海外

・イヴ・サン=ローラン (フランスのファッションデザイナー / 1936年8月1日~2008年6月1日)

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