
「ホオズキ」「ハス」「カンパニュラ」
鬼灯 Winter Cherry
初夏の花。花色は白、黄など。
花名の由来
ホオズキの名前の由来は諸説あり、赤くふっくらした実の姿から頬を連想したもの、実を鳴らして遊ぶ子どもたちの姿から「頬突き」という意味、「ホオ」というカメムシの類がよくつくことからなどといわれています
ホオズキ全般の花言葉
「偽り」「ごまかし」
花言葉の由来
ホオズキの提灯のように見えるオレンジ色の萼(がく)の中は空洞で、赤い実が一つ入っています。花言葉の「偽り」「ごまかし」は、見かけは大きな果実なのに、皮と種だけで中身がないことに由来するといわれます。
ホオズキは英語で「Winter Cherry(冬のサクランボ)」「Ground cherry(地面のサクランボ)」とも呼ばれており、西洋での花言葉「deception(ごまかし)」は、サクランボとは似て非なるものという意味であるといわれます。
蓮 Lotus
夏の花。花色は白、ピンクなど。
花名の由来
ハスの古名の「はちす」は、ハスの花托(花床)が蜂の巣のように見えることに由来するともいわれます。その後、はちすが「はす」に転訛したといわれます。
ハス全般の花言葉
「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」
花言葉の由来
花言葉の「清らかな心」は、ハスが泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせることに由来するといわれます。
「雄弁」の花言葉は、エジプトでハスがエジプト神話に登場する神のオシリス(王で死者の審判者)に捧げられ、オシリスが雄弁であったことにちなみます。
カンパニュラ Canterbury bells
初夏の花。花色は紫、ピンク、青、白など。
花名の由来
属名の学名「Campanula(カンパニュラ)」は、ラテン語の「campana(小さな鐘)」を語源とし、釣鐘のような花の形に由来します。
カンパニュラ全般の花言葉
「感謝」「誠実」「節操」
花言葉の由来
花言葉の「感謝」「誠実」「節操」は、カンパニュラの花の形を教会の鐘になぞらえ、教会での教えにちなむともいわれます。
カンパニュラとギリシア神話
美しいニュンペー(ギリシア神話に登場する精霊や下級女神)のカンパニュールは、オリンポスの果樹園の番人をしていました。ある日、兵士が果樹園に侵入したため、カンパニュールは銀の鈴を鳴らして助けを呼びます。しかし、カンパニュールは兵士に命を奪われてしまいました。その死をいたんだ花の女神フローラは、彼女を鐘の形をしたカンパニュラの花に変えたといわれます。
7月8日生まれの有名人
日本
・三谷幸喜 (劇作家、脚本家 / 1961年7月8日)
海外
・ジョン・ロックフェラー (米国の実業家、慈善家 / 1839年7月8日~1937年5月23日)
・ケビン・ベーコン (米国の俳優 / 1958年7月8日)
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