7月4日の誕生花

 

「ネジバナ」「モクレン」「ストケシア」

捩花 Lady’s tresses

初夏~秋の花。花色はピンク、白など。

花名の由来

属名の学名「Spiranthes(スピランセス)」は、ギリシア語の「speira(らせん)」と「anthos(花)」を語源とし、花穂がらせん状にねじれることにちなみます。

和名の「捩花(ネジバナ)」は、花茎の周りをらせん状に花が並んで咲くことに由来します。

英語では「Lady’s tresses(婦人の編んだ髪)」や「Screw flower(ねじれ花)」と呼ばれます

 

ネジバナ全般の花言葉

「思慕」

花言葉の由来

花言葉の「思慕」(思いしたうこと、恋しく思うこと)は、以下の万葉集の歌(よみ人しらず)にちなむともいわれます。

芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる 根都古(ねつこ)草(ぐさ) 逢ひ見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも

この歌のねつこ草はネジバナを指し、「あなたに逢うことがなければ、私は恋に苦しむことはなかったのに」とひたすら恋しく思う姿とねじれて咲く花の姿を重ねているともいわれます。

ねつこ草をオキナグサとする説もあります。

 

木蓮 Magnolia

春の花(最盛期は4月)。花色は紫、ピンク、赤、黄など。

 

花名の由来

和名の「木蓮(モクレン)」は、花がハス(蓮)に似ていることに由来します。かつてはラン(蘭)に似ているということで「木蘭(モクラン)」と呼ばれていたこともあります。

紫の花色から「紫木蓮(シモクレン)」の別名もあります。

属名の学名「Magnolia(マグノリア)」は、18世紀のフランスの植物学者ピエール・マニョル(Pierre Magnol / 1638~1715)の名前にちなみます。

英語でも学名と同じ「Magnolia(マグノリア)」と呼ばれます。シモクレンは「Mulan magnolia」「Purple magnolia」「Lily magnolia」など、ハクモクレンは「Yulan magnolia」「Lily tree」などと呼ばれます。

モクレン全般の花言葉

「自然への愛」「崇高」「持続性」

花言葉の由来

花言葉の「自然への愛」は、春の花がいっせいに咲き誇る季節に、枝先に紫色の大きな花をつけ、自身もめいいっぱい自然を謳歌しているようなその花姿にちなむともいわれます。

 

瑠璃菊 Stokesia

夏の花。花色は紫、青、ピンク、白、黄など。

花名の由来

属名の学名「Stokesia(ストケシア)」は、イギリスの医師で博物学者のジョナサン・ストークス(Jonathan Stokes / 1755~1831)の名前にちなみます。

和名の「瑠璃菊(ルリギク)」は、青紫色(瑠璃色)の花を咲かせることにちなみます。

英語では「Stokesia(ストケシア)」や「Stokes’ aster(ストークス アスター)」と呼ばれます。

 

ストケシア全般の花言葉

「追想」「清楚な娘」

花言葉の由来

花言葉の「追想」は、この花のややさびしげな雰囲気に由来するともいわれます。

「清楚な娘」の花言葉は、この花の涼しげですっきりとした美しさにちなむともいわれます。

 

7月4日生まれの有名人

日本

・足利義詮 (室町幕府第2代将軍 / 1330年7月4日~1367年12月28日)
・ケンドーコバヤシ (お笑い芸人 / 1972年7月4日)
・GACKT (ミュージシャン / 1973年7月4日)
・赤西仁 (ミュージシャン / 1984年7月4日)
・あびる優 (タレント / 1986年7月4日)

海外

・カルビン・クーリッジ (米国の第30代大統領 / 1872年7月4日~1933年1月5日

 

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