
「オシロイバナ」「ツユクサ」「ナデシコ」
白粉花 Marvel of Peru
夏の花(最盛期は8~9月)。花色は赤、黄、白、紫、ピンク、オレンジなど
花名の由来
花名の白粉花(オシロイバナ)は、黒いタネの中にある胚乳が、白粉(おしろい)に似た白い粉であることに由来します。また、午後4時ごろから芳香を放つ花を咲かせるため、夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。
英名は、一本の枝から異なった色の花を咲かせることから「ペルーの不思議(Marvel of Peru)」と呼ばれます。また、夕方に咲くことから「午後4時(Four o’clock)」の別名もあります。
なお、オシロイバナが夕方から咲き始めるのは、夜行性の昆虫(日本ではスズメガなど)を引き寄せるためです。
オシロイバナ全般の花言葉
「臆病」「内気」「恋を疑う」
花言葉の由来
花言葉「臆病」「内気」は、人目を避けるように夕方から咲き始めることにちなみます。「恋を疑う」の花言葉は、同じ株から赤や白といった違う色の花をつけることに由来します。
露草 Dayflower
夏の花(最盛期は7月)。花色は青(露草色)。
花名の由来
属名の学名「Commelina(コメリナ)」は、オランダの植物学者ヤン・コメリン(Jan Commelin / 1629~1692)とその甥で植物学者のカスパル・コメリン(Caspar Commelin / 1668~1731)の名前にちなみます。
和名の露草(ツユクサ)は、朝露を受けて咲いた花が昼にはしぼんでしまうことに由来するともいわれます。
英語でも「Dayflower(その日のうちにしぼむ花)」と呼ばれます。
ツユクサ全般の花言葉
「なつかしい関係」
花言葉の由来
花言葉の「なつかしい関係」は、この植物の学名のもとになった伯父と甥のコメリンが二人ともアムステルダム薬草園の園長だったことにちなむともいわれます。
撫子 Pink
夏の花(最盛期は6~7月)。花色はピンク、白、赤など。
花名の由来
属名の学名「Dianthus(ディアンサス)」は、ギリシア語で「Dios(ゼウス)」の「anthos(花)」という意味です。
和名の「撫子(ナデシコ)」は、その花姿が「撫でたくなるほどかわいらしい」ことに由来するといわれます。
ナデシコ全般の花言葉
「大胆」「純愛」「貞節」
色別の花言葉
ピンクのナデシコ
「純粋な愛」
赤いナデシコ
八重咲き「純粋で燃えるような愛」
白いナデシコ
「器用」「才能」
花言葉の由来
細く糸状になったピンクの花びらが繊細な印象をあたえるナデシコの花。「純愛」「貞節」といった女性的な花言葉もその花姿にちなむといわれます。「大胆」の花言葉は、西洋のナデシコの赤い色からつけられたともいわれます。
7月28日生まれの有名人
日本
・渡瀬恒彦 (俳優 / 1944年7月28日)
・セルジオ越後 (プロサッカー選手 / 1945年7月28日)
・スガシカオ (シンガーソングライター / 1966年7月28日)
・畑山隆則 (プロボクサー / 1975年7月28日)
この記事へのコメントはありません。