6月18日の誕生花

 

「タイム」「タチアオイ」

タイム 立麝香草 Thyme

春~夏の花。花色は白、ピンク、紫など。

花名の由来

属名の学名「Thymus(タイマス)」は、ギリシア語の「thyein(香を薫らす)」を語源にするという説と神への供物に使われる「thymo(神聖な)」という意味に由来するという説があります。

タイムの仲間は約350種が知られていますが、日本では一般に立麝香草(タチジャコウソウ)をタイムと呼んでいます。

英語ではタチジャコウソウ(学名:Thymus vulgaris)を「Common thyme(コモンタイム)」や「Garden thyme(ガーデンタイム)」、単に「Thyme(タイム)」と呼んでいます。

代表的な品種にはコモンタイム、レモンタイム、ワイルドタイム、ゴールデンタイム、クリーピングタイムなどがあります。

タイム全般の花言葉

「勇気」「活動力」

花言葉の由来

古代ギリシアではタイムの香りが勇気や活力を湧き立たせると信じられていました。中世にもタイムは持ち主に勇気をもたらすと信じられ、女性は戦士にタイムの葉を添えた贈り物をしたといいます。花言葉の「勇気」「活動力」もこれにちなみます。

 

立葵 Hollyhock

夏の花。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジなど。

 

花名の由来

タチアオイの花名は、太い茎が真っ直ぐに立って伸びることにちなみます。

英名のホーリーホック(Hollyhock)は、聖地の花の意味で、この花が12世紀ごろに十字軍によってシリアから運ばれてきたことに由来するともいわれます。

タチアオイ全般の花言葉

「大望」「野心」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」

花言葉の由来

花言葉の「大望」「野心」「豊かな実り」は、タチアオイに多くの実が生じることに由来するともいわれます。「気高く威厳に満ちた美」の花言葉は、高く伸びた茎に咲く美しい花の姿にちなみます。

アオイとは

アオイ(葵)はアオイ科に含まれる植物の総称です。アオイ科には、タチアオイの他にハイビスカス、フヨウ、ムクゲ、ゼニアオイなどが含まれます。

なお、京都の葵祭(賀茂祭)で知られる葵や、徳川家の紋章の葵は、別科(ウマノスズクサ科)のフタバアオイになります。

 

6月18日生まれの有名人

日本

・正親町天皇 (第106代天皇 / 1517年6月18日~1593年2月6日)
・三沢光晴 (プロレスラー / 1962年6月18日~2009年6月13日)
・後藤輝基 (お笑い芸人 / 1974年6月18日)

海外

・ウィリアム・ラッセル (英国の天文学者 / 1799年6月18日~1880年10月5日)
・ジョージ・マロリー (英国の登山家 / 1886年6月18日~1924年6月8日?)
・ポール・マッカートニー (英国のミュージシャン、ビートルズ / 1942年6月18日)

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