5月26日の誕生花

 

「ゼラニウム」「オリーブ」「サンダーソニア」

ゼラニウム Geranium

周年出回る花(最盛期は5~9月)。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、複色など。

 

花名の由来

属名の学名「Pelargonium(ペラルゴニウム)」は、ギリシア語の「pelargo(コウノトリ)」が語源であり、花後の種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ていることに由来します。

和名の天竺葵(テンジクアオイ)は、天竺は「異国産の」という意味で、葵は葉が「アオイ」に似ていることにちなみます。

なお、一般にゼラニウムと呼ばれるものは、かつてはフウロソウ属(学名:Geranium ゼラニウム)に分類されていましたが、のちにテンジクアオイ属(学名:Pelargonium ペラルゴニウム)に分離された植物です。しかし、園芸名としては現在でも古い学名のゼラニウムの名で呼ばれています。

ゼラニウム全般の花言葉

「尊敬」「信頼」「真の友情」

色別の花言葉

赤いゼラニウム

「君ありて幸福」

ピンクのゼラニウム

「決心」「決意」

白いゼラニウム

「私はあなたの愛を信じない」

黄色いゼラニウム

「予期せぬ出会い」

深紅のゼラニウム

「メランコニー(憂うつ)」

花言葉の由来

深紅のゼラニウムの花言葉「メランコニー(憂うつ)」は、ゼラニウムの放つ青臭いにおいにちなむといわれます。

香り・効能

ゼラニウムは品種により葉に独特な香りがあり、一般的な園芸品種の多くは青臭いにおいを放ちます。

虫よけ

ヨーロッパでは、ゼラニウムのにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置く花の定番になっています。また、魔よけや厄よけの効果もあるとされているそうです。

香料

ゼラニウムのなかで芳香を放つ品種をセンテッドゼラニウムといいます。バラのような香りのするローズゼラニウムやレモンのようなすっきりとした香りがするレモンゼラニウムなどがあります。ジャムの香り付けや入浴剤、アロマテラピーのエッセンシャルオイルなどに利用されています。

ゼラニウムの言い伝え

ある日、イスラム教の預言者マホメット(570年頃~632年)が洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物にかけて干していました。ところがシャツが乾いた時、その植物は鮮やかな赤い花をつけるゼラニウムに変わっていました。ゼラニウムは、イスラム教の開祖であるマホメットの徳を称えるために、アラーの神がこの世に創造した植物であるといわれています。

 

オリーブ Olive

初夏の花。花色は白、黄白。

 

花名の由来

属名の学名「Olea(オレア)」は、ラテン語でオリーブの木と実を意味するといわれます。

 

 

オリーブ全般の花言葉

「平和」「知恵」

 

花言葉の由来

花言葉の「平和」は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟(下記参照)の物語にちなむといわれます。「知恵」の花言葉は、ギリシア神話(下記参照)にてアテネがオリーブの木を植えたことに由来するといわれます。

 

オリーブの言い伝え

オリーブと創世記

旧約聖書の『創世記』では、神が人々の悪行を見て、これを洪水で滅ぼすとノアに告げ、ノアに彼の家族とすべての動物のつがいを乗せる方舟の建設を命じました。

洪水のあと、ノアが方舟からハトを放すと、ハトはオリーブの若葉をくわえて戻ってきました。それにより、洪水がひいたことを知ったといいます。この言い伝えがもとになり、オリーブは平和のシンボルになったといわれます。

オリーブとギリシア神話

女神アテナと海神ポセイドンは、ひとつの都市の支配権を争いました。神々は、両者のうち最も人々の役に立つものを創造したほうにその都市を与えることにしました。

ポセイドンは馬を作りだし、アテナはオリーブの木を植えました。神々はオリーブのほうが馬よりも人々のためになることをみとめ、その都市をアテナに与えました。

その都市はアテナイ(現在のアテネ)と呼ばれるようになり、アクロポリスの丘に女神アテナをまつりました。オリーブはアテナに捧げる木となり、アテナの祭の競技の勝利者にはオリーブの冠が与えられました。

サンダーソニア Sandersonia

周年出回る花(最盛期は6~10月)。花色は黄、オレンジ。

花名の由来

花名のサンダーソニアは、南アフリカの入植者で、1851年にこの植物を発見したジョン・サンダーソンの名にちなみます。

黄色やオレンジのベルのような花姿から英語では「Christmas bells(クリスマスベル)」や「Chinese lantern lily(チャイニーズランタンリリー:ちょうちんのようなユリ)」とも呼ばれます。

 

サンダーソニア全般の花言葉

望郷」「祈り」「愛嬌」

花言葉の由来

花言葉の「望郷」「祈り」は、祖国を想う入植者の気持ちに由来するともいわれます。「愛嬌」の花言葉は、ベルのように下向きに咲く、そのかわいらしい姿にちなみます。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP