
「ミモザアカシア」「サクラ」「オキナグサ」
ミモザアカシア Mimosa
早春の花。花色は黄。
花名の由来
ミモザは本来オジギソウ属(Mimosa)を指す植物名です。しかし、フサアカシア(アカシア属)の葉がオジギソウのものに似ていることから、誤ってフサカアカシアをミモザと呼ぶようになりました。
日本ではギンヨウアカシア(アカシア属)もミモザと呼ばれています。
ミモザアカシア全般の花言葉
「秘密の恋」「友情」
花言葉の由来
花言葉の「秘密の恋」は、インディアンの若い男女が愛を告白するとき、アカシア属の花を使ったことに由来するともいわれます。
桜 Cherry blossom
春の花(最盛期は4月)。花色はピンク、白など
花名の由来
サクラの語源は諸説あり、「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたもの、日本神話に登場する女神・木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)のサクヤをとったもの、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)であること、などの説があります。
サクラ全般の花言葉
「精神の美」「優美な女性」
種類別の花言葉
ソメイヨシノ
「純潔」「優れた美人」
シダレザクラ
「優美」「ごまかし」
サトザクラ、ヤエザクラ
「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」
ヤマザクラ
「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」「美麗」
フユザクラ
「冷静」
カンザクラ
「気まぐれ」
花言葉の由来
花言葉の「精神の美」は、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン(1732~1799)が子供のときに誤って父が大切にしていたサクラの木を切ってしまい、それを正直に告白したという話に由来します。「優美な女性」の花言葉は、サクラのしとやかな美しさを女性にたとえたものです。
翁草 Nodding anemone
春の花。花色は暗赤紫など。
花名の由来
属名の学名「プルサティラ」は、ラテン語の「pulso(打つ、鳴る)」を語源とし、花の形を鐘(かね)にたとえたものです。
和名の翁草(オキナグサ)は、果実に白く長い毛があり、その姿を翁(男の老人)の頭にたとえたものです。また、全体が白毛におおわれていることから猫草(ネコグサ)の別名もあります。
英語では「Nodding anemone(うなずく(下方に垂れた)アネモネ)」と呼ばれます。明治時代に日本に渡来したヨーロッパ原産のセイヨウオキナグサは「Pasque flower」と呼ばれます。
オキナグサ全般の花言葉
「清純な心」「告げられぬ恋」「何も求めない」「裏切りの恋」
花言葉の由来
花言葉の「清純な心」「告げられぬ恋」は、うつむいて咲く花姿から、恥じらいにより自分の気持ちをうまく伝えられない、清純な乙女の気持ちを連想したものであるともいわれます。
「裏切りの恋」の花言葉は、当初はうつむいて咲いていた花が盛りを過ぎると上向きに変化することにちなむともいわれます。
4月9日生まれの有名人
日本
・ミラクルひかる (ものまねタレント / 1980年4月9日)
・山下智久 (歌手、俳優 / 1985年4月9日)
・厚切りジェイソン (お笑いタレント / 1986年4月9日)
海外
・シャルル・ボードレール (フランスの詩人 / 1821年4月9日~1867年8月31日)
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