
「シバザクラ」「ナシ」「ディモルフォセカ」「イキシア」
芝桜 Moss phlox
春の花。花色はピンク、紫、赤、白、青など。
花名の由来
属名の学名「Phlox(フロックス)」は、ギリシア語の「phlogos(火炎)」が語源となり、その花色に由来するといわれます。
和名の芝桜(シバザクラ)は、サクラと同時期にサクラに似た花を咲かせ、その後は常緑の茎葉が芝生のように広がることにちなみます。
英語では「Moss phlox(苔状のフロックス)」や「Creeping phlox(ほふく性のフロックス)」と呼ばれます。
シバザクラ全般の花言葉
「合意」「一致」「臆病な心」
花言葉の由来
ピンクや白などのかわいらしい花を敷きつめたように咲かせるシバザクラ。花言葉の「合意」「一致」は、シバザクラが密集して咲くことに由来します。また「臆病な心」の花言葉は、小さな花が群れて咲く様子にちなむといわれます。
梨 Pear
春の花(最盛期は4月)。花色は白。
花名の由来
ナシの語源には諸説あり、江戸時代の政治家・学者であった新井白石(1657~1725)は、中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じたものと述べています。他には、果肉が白いことから「中白(なかしろ)」あるいは「色なし」が転じた、風があると実らないため「風なし」が転じたなどといわれます。
なお、ナシが「無し」に通ずるのを忌んで、「有の実(アリノミ)」という反対の意味を持たせた別名もあります。
ナシ全般の花言葉
「愛情」
その他の花言葉
ナシの木
「慰め」「癒し」
花言葉の由来
花言葉の「愛情」は、たくさんの大きな実をつけ、まるで感謝しお礼をしているかのようなナシの姿にちなむともいわれます。
アフリカ金盞花 Cape marigold
早春~初夏の花。花色は黄、オレンジ、白、ピンク、紫など。
花名の由来
属名の学名「Dimorphotheca(ディモルフォセカ)」は、ギリシア語の「dimorhos(2つの形)」と「theca(箱)」が語源となり、形が異なる2種類のタネ(角張っているタネと薄い円盤状のタネ)があることに由来します。
和名のアフリカ金盞花(キンセンカ)は、この植物が南アフリカ原産で花姿がキンセンカに似ていることにちなみます。
英語では「Cape marigold(ケープのマリーゴールド)」などと呼ばれます
ディモルフォセカ全般の花言葉
「富」「豊富」
花言葉の由来
シルクのような高貴な光沢のある花びらを持つディモルフォセカ。花言葉の「富」「豊富」は、金貨のように輝く鮮やかな黄色の花にちなむともいわれます。
イキシア African corn lily
春の花。花色は赤、ピンク、白、黄、紫、オレンジなど。
花名の由来
属名の学名「Ixia(イキシア)」は、ギリシア語の「ixos(鳥もち)」を語源とし、茎を傷つけるとねばねばした液がでてくることにちなみます。
イキシアの葉がヤリ状で花のつき方が房咲きスイセンに似ていることから、槍水仙(ヤリズイセン)の別名もありますが、ヒガンバナ科のスイセンとは別種です。
英語では「African corn lily(アフリカンコーンリリー)」と呼ばれますが、これは原産地の南アフリカのとうもろこし畑に生えていたことにちなむといわれます。
イキシア全般の花言葉
「誇り高い」「秘めた恋」「団結」
花言葉の由来
花言葉の「団結」は、まっすぐに立つ花茎にたくさんの花を咲かせることに由来するといわれます。
4月20日生まれの有名人
日本
・後光明天皇 (第110代天皇 / 1633年4月20日~1654年10月30日)
・大沢樹生 (俳優 / 1969年4月20日)
海外
・ナポレオン3世 (フランス皇帝 / 1808年4月20日~1873年1月9日)
・アドルフ・ヒトラー (ナチス・ドイツの総統 / 1889年4月20日~1945年4月30日)
・ミランダ・カー (オーストラリア出身のファッションモデル / 1983年4月20日)
この記事へのコメントはありません。