
「デイジー」「オウバイ」「ツクシ」
デイジー(雛菊) Daisy
早春の花(最盛期は3~5月)。花色は赤、ピンク、白、青、紫など。
花名の由来
花名のデイジー(Daisy)は、「day’s eye(デイズアイ)」(日の眼)が語源で、太陽の光がさすと花を開いて金色の花芯を見せ、夜や曇りの日には花をすぼめる性質にちなみます。
日本には明治初期に渡来し、小さくてかわいらしい菊と形容され、雛菊(ヒナギク)と名づけられました。また、花期が長いことから延命菊(エンメイギク)とも呼ばれています。
デイジー全般の花言葉
「純潔」「美人」「平和」「希望」
色別の花言葉
赤いデイジー
「無意識」
白いデイジー
「無邪気」
花言葉の由来
学名の「Bellis(ベリス)」は、ラテン語の「bellus(美しい)」が語源となり、花言葉の「美人」もそれに由来します。「希望」の花言葉は、光がさすと花を開く性質にちなむといわれます。
黄梅冬ジャスミン
冬~早春の花。花色は黄。
花名の由来
和名の「黄梅(オウバイ)」は、黄色い花が同じ時期に咲くウメに似ていることに由来します。
オウバイはジャスミン(モクセイ科ソケイ属)の仲間で、属名の学名「Jasmine(ジャスミン)」は、ペルシャ語の「Yasmin(ヤースミーン)」を語源とし、「神からの贈り物」という意味があるともいわれます。
中国では旧正月(2月)の頃に咲き出すことから「迎春花(ゲイシュンカ)」と呼ばれます。
英語では「Winter jasmine(冬のジャスミン)」と呼ばれます。
オウバイ全般の花言葉
「控えめな美」「期待」「恩恵」
花言葉の由来
花言葉の「控えめな美」は、素朴な味わいのある枝ぶりやおもむきのある花姿に由来するといわれます。
「期待」の花言葉は、まだ寒さが厳しい早春に黄色い花を咲かせ、春の訪れを感じさせてくれることにちなむともいわれます。
土筆トウガラシ
春の植物。
花名の由来
属名の学名「Equisetum(エキセタム)」は、ラテン語の「equus(馬)」と「seta(剛毛)」を語源とし、棒状の葉を段々に輪生させるスギナの姿を馬の尾にたとえたといわれます。
ツクシとはトクサ科の植物スギナの胞子茎のことを指します。スギナは春にツクシを出して胞子を放出し、その後に鮮やかな緑色の栄養茎を伸ばします。
ツクシの名前の由来には諸説ありますが、スギナにくっついて出てくることから「付く子」、あるいはつくしの薄茶色の袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」と呼ばれるようになったという説が有力です。
また、つくしは「土筆」と書きますが、つくしが土に刺した「筆」のような姿をしていることにちなむといわれます。
なお、スギナの根が深いことから「地獄草(ジゴクソウ)」の別名もあります。
英語では「Field horsetail(野原の馬の尾)」と呼ばれています。
ツクシ全般の花言葉
「向上心」「意外」「驚き」
花言葉の由来
花言葉の「向上心」は、つくしが地中から天に向かってすくすくと伸びることに由来するといわれます。
3月6日生まれの有名人
日本
・高橋真梨子 (歌手 / 1949年3月6日)
・ベッキー (タレント / 1984年3月6日)
・筧美和子 (ファッションモデル、女優 / 1994年3月6日)
海外
・ミケランジェロ (画家、彫刻家 / 1475年3月6日~1564年2月18日)
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