
「アルストロメリア」「ハナカイドウ」
アルストロメリア Alstroemeria
周年出回る花(最盛期は5月)。花色は赤、ピンク、白、紫、黄、オレンジ、青、緑など。
花名の由来
属名の学名「Alstroemeria(アルストロメリア)」は、南米旅行中にこの種を採集したスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネ(1707~1778)が、親友のスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマの名前にちなんでつけました。
アルストロメリア全般の花言葉
「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」
色別の花言葉
赤いアルストロメリア
「幸い」
白いアルストロメリア
「凛々しさ」
ピンクのアルストロメリア
「気配り」
花言葉の由来
花言葉の「持続」は、アルストロメリアの花持ちのよさに由来するといわれます。「エキゾチック」の花言葉は、オレンジなどの鮮やかな花びらの内側に線状の斑点が入り、華やかな雰囲気を感じさせるその花姿にちなむともいわれます。
花海棠 Hall’s crabapple
春の花。花色はピンク。
花名の由来
ハナカイドウはリンゴと同属の中国原産の植物です。和名の「海棠(カイドウ)」は漢名「海棠」の音読みです。江戸時代初期に日本に渡来し、花が美しいことから「花海棠」と呼ばれるようになったといわれます。
また、花柄が長く花が垂れさがることから「垂絲海棠(スイシカイドウ)」の別名もあります。
属名の学名「Malus(マルス)」は、リンゴの木を意味するラテン語に由来するといわれます。
英語では「Hall’s crabapple」と呼ばれます。
ハナカイドウ全般の花言葉
「温和」「美人の眠り」「艶麗」
花言葉の由来
花言葉の「美人の眠り」「艶麗」は、唐の玄宗皇帝が眠りが足らず酔いのさめきらない楊貴妃の美しさを「海棠の睡り未だ足らず」と評した言葉に由来するといわれます。
海棠は昔から美人の形容に用いられ、美人のうちしおれた様子をたとえていう「海棠の雨に濡れたる風情」という慣用句もあります。
3月25日生まれの有名人
日本
・島崎藤村 (詩人、小説家 / 1872年3月25日~1943年8月22日)
・志茂田景樹 (小説家 / 1940年3月25日)
・嘉門達夫 (シンガーソングライター / 1959年3月25日)
・福士加代子 (陸上選手 / 1982年3月25日)
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