
「ラナンキュラス」「ストック」「アルメリア」
花金鳳花 Ranunculus
春の花(最盛期は4月)。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫など。
花名の由来
属名の学名「Ranunculus(ラナンキュラス)」は、ラテン語の「rana (カエル)」 を語源とし、原種が湿地を好み、葉の形がカエルの足に似ていることに由来するといわれます。
原種は5弁の黄色い花で、こんもりと金色に輝くその花姿から英語では「Buttercup(バターカップ)」とも呼ばれます。
全般の花言葉
「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」
花言葉の由来
花言葉の「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」は、シルクのドレスような肌触りの花びらやその明るく鮮やかな色あいに由来するといわれます。
ストック Stock
春の花(最盛期は3月)。花色は赤、ピンク、白、紫、黄など。
花名の由来
英名の「Stock(ストック)」は、茎や幹という意味で、この植物の茎が太く丈夫であることに由来するといわれます。
この植物は江戸時代に日本に持ち込まれ、和名では紫羅欄花(アラセイトウ)と呼ばれます。
ストック全般の花言葉
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」
色別の花言葉
赤いストック
「私を信じて」
ピンクのストック
「ふくよかな愛情」
白いストック
「思いやり」「ひそやかな愛」
紫のストック
「おおらかな愛情」
黄色いストック
「さびしい恋」
花言葉の由来
花言葉の「永遠の美」は、ストックの花持ちがよく、香りも長くつづくことに由来するといわれます。「愛情の絆」の花言葉は、ストックの言い伝え(下記参照)にちなむといわれます。
ストックの言い伝え
その昔、ある国のお姫様が、敵国の王子と恋に落ちました。それが王に知られてしまい、姫はお城から出られなくなってしまいます。そこで、王子が夜中に城の屋上にロープを投げ入れ、姫がそのロープを伝って降りてくるという方法でひそかに会うようになりました。しかし、ある日、ロープが切れて姫は亡くなってしまいます。それを哀れんだ神様が姫をストックの花に変えたといいます。
浜簪 Thrift
春の花。花色は赤、ピンク、白。
花名の由来
属名の学名「Armeria(アルメリア)」は、「海に近い」という意味のケルト語を語源とし、この植物が海岸に自生していることにちなむといわれます。
和名の「浜簪(ハマカンザシ)」は、浜辺に咲く花の姿がかんざしに似ていることに由来するともいわれます。
また、「松葉簪(マツバカンザシ)」の別名もあります。
英語では「Thrift(スリフト)」「Sea thrift(海のスリフト)」「Sea pink(海のナデシコ)」などと呼ばれています。
アルメリア全般の花言葉
「同情」「思いやり」「共感」
花言葉の由来
花言葉の「共感」(西洋では「sympathy」)は、英名の「Thrift(スリフト)」には倹約、節約という意味もあり、それに共感(sympathy)するという意味ではないかともいわれます。
3月2日生まれの有名人
日本
・米内光政 (第37代内閣総理大臣 / 1880年3月2日~1948年4月20日)
・島崎和歌子 (タレント、女優 / 1973年3月2日)
・優木まおみ (タレント / 1980年3月2日)
海外
・ミハイル・ゴルバチョフ (ソ連最後の最高指導者 / 1931年3月2日)
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