2月9日の誕生花

 

「ストック」「キンセンカ」

ストック Stock

春の花(最盛期は3月)。花色は赤、ピンク、白、紫、黄など。

花名の由来

英名の「Stock(ストック)」は、茎や幹という意味で、この植物の茎が太く丈夫であることに由来するといわれます。

この植物は江戸時代に日本に持ち込まれ、和名では紫羅欄花(アラセイトウ)と呼ばれます

全般の花言葉

「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」

色別の花言葉

赤いストック

「私を信じて」

ピンクのストック

「ふくよかな愛情」

白いストック

「思いやり」「ひそやかな愛」

紫のストック

「おおらかな愛情」

黄色いストック

「さびしい恋」

花言葉の由来

花言葉の「永遠の美」は、ストックの花もちがよく、香りも長くつづくことに由来するといわれます。「愛情の絆」の花言葉は、ストックの言い伝え(下記参照)にちなむといわれます。

ストックの言い伝え

その昔、ある国のお姫様が、敵国の王子と恋に落ちました。それが王に知られてしまい、姫はお城から出られなくなってしまいます。そこで、王子が夜中に城の屋上にロープを投げ入れ、姫がそのロープを伝って降りてくるという方法でひそかに会うようになりました。しかし、ある日、ロープが切れて姫は亡くなってしまいます。それを哀れんだ神様が姫をストックの花に変えたといいます。

キンセンカ 金盞花 Calendula

春の花(最盛期は3~4月)。花色は黄、オレンジ。

花名の由来

花名の金盞花(キンセンカ)は、花が黄金色で「盞(さかずき)」のような形をしていることに由来するともいわれます。

キンセンカ全般の花言葉

「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」

花言葉の由来

明るく陽気な雰囲気をもつキンセンカの花。その一方で「別れの悲しみ」「悲嘆」といったキンセンカの悲しい花言葉は、ギリシア神話(下記参照)に由来するといわれます。
また、黄色系の花には不吉をほのめかす花言葉が多くつけられています。

マリーゴールドの「嫉妬」「絶望」「悲しみ」、
黄色いカーネーションの「軽蔑」、
黄色いバラの「愛情の薄らぎ」「嫉妬」、
黄色いユリの「偽り」、
黄色いチューリーップの「望みのない恋」、
黄色いキクの「破れた恋」など。

キンセンカとギリシア神話

水の精(ニンフ)クリティが太陽神アポロンに恋をしました。

しかし、アポロンとレウトコエ王女が恋仲にあり、それをねたんだクリティが王女の父に密告してしまいます。怒った王は娘のレウトコエを生き埋めにしてしまいました。

自分の行ないを恥じたクリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎるアポロンをみつめていると、やがてキンセンカに姿を変えてしまったといいます。

 

2月9日生まれの有名人

日本

・夏目漱石 (小説家 / 1867年2月9日~ 1916年12月9日)
・あだち充 (漫画家 / 1951年2月9日)
・ラモス瑠偉 (ブラジル出身のプロサッカー選手 / 1957年2月9日)
・木村祐一 (お笑い芸人 / 1963年2月9日)
・春日俊彰 (お笑い芸人 / 1979年2月9日)
・鈴木亜美 (歌手 / 1982年2月9日)
・IVAN (メキシコ出身のファッションモデル / 1984年2月9日)

海外

・ウィリアム・ハリソン (米国の第9代大統領 / 1773年2月9日~1841年4月4日)
・キャロル・キング (シンガーソングライター / 1942年2月9日)

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