
「アマリリス」「クロッカス」「ツルニチニチソウ」
アマリリス Amaryllis
初夏の花(最盛期は6月)。花色は赤、白、ピンク、紫、黄、緑など。
花名の由来
花名のアマリリスは、
古代ローマの詩人ウェルギリウス(紀元前70~前19)
の『牧歌』に登場する美しい女羊飼いアマリリスの名前にちなみます。
属名の学名「Hippeastrum(ヒッペアストルム)」には
「馬のように大きくて、星のような花」という意味があります。
アマリリス全般の花言葉
「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」
花言葉の由来
花言葉の「おしゃべり」は、
アマリリスの花が横向きにつき、
となりの花とおしゃべりをしているように見えることに由来します。
クロッカス Crocus
早春の花(最盛期は3月)。花色は紫、黄、白、青、赤など。
花名の由来
属名の学名「Crocus(クロッカス)」は、ギリシア語の「krokos(糸)」が語源となり、長く糸状に伸びるめしべをもつことに由来します。
クロッカス全般の花言葉
「青春の喜び」「切望」
色別の花言葉
紫のクロッカス
「愛の後悔」
黄色いクロッカス
「私を信じて」
花言葉の由来
春に咲く花は青春の意味を含むとされるケースが多く、「青春の喜び」の花言葉もクロッカスがヨーロッパにおいて古くから春の訪れを告げる花とされてきたことに由来します。「切望」の花言葉は、早春に花をつけるクロッカスが春を待ちきれないという意味になります。
蔓日々草 Greater periwinkle
春~初夏の花。花色は紫、白、青。
花名の由来
属名の学名「Vinca(ビンカ)」は、ラテン語の「vincire(結ぶ、巻き付く)」を語源とし、つる性で茎がやわらかく曲がりやすいことにちなむといわれます。
和名の「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」は、つる性で毎日新しい花を咲かせることに由来するともいわれます。
英語では「Greater periwinkle」「Large periwinkle」「Bigleaf periwinkle」などと呼ばれます。
ツルニチニチソウ全般の花言葉
「楽しき思い出」「幼なじみ」
花言葉の由来
花言葉の「楽しき思い出」は、哲学者ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778)の自伝的作品『告白』にて、かつて恋したヴァランス夫人が「ツルニチニチソウがまだ咲いているわ」といった花をルソーが偶然に見つけて、楽しかった恋の日々を思い出したという話にちなむともいわれます。
2月24日生まれの有名人
日本
・鳥羽天皇 (第74代天皇 / 1103年2月24日~1156年7月20日)
・寺内正毅 (第18代内閣総理大臣 / 1852年2月24日~1919年11月3日)
・草野仁 (フリーアナウンサー / 1944年2月24日)
・コージー冨田 (ものまねタレント / 1967年2月24日)
海外
・スティーブ・ジョブズ (アップル創業者 / 1955年2月24日~2011年10月5日)
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