
「カルミア」「シャクナゲ」「オウバイ」
カルミア Mountain laurel
初夏の花。花色は白、ピンク、紫など。
花名の由来
属名の学名「Kalmia(カルミア)」は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前にちなみます。花笠のような花姿から、花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)の別名もあります。
カルミア全般の花言葉
「優美な女性」「大きな希望」「野心」
花言葉の由来
花言葉の「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来するといわれます。
石楠花 Rhododendron
初夏の花。花色はピンク、白、黄、赤、紫など。
花名の由来
属名の学名「Rhododendron(ロードデンドロン)」は、ギリシア語の「rhodon(赤またはバラ)」と「dendron(木)」を語源とし、赤い花をつける木という意味になります。しかし、当初はキョウチクトウをこの名で呼んでいたといわれます。
和名の石楠花(シャクナゲ)の由来には諸説ありますが、漢名の石南花を呉音読みした「しゃくなんげ」が転訛して「しゃくなげ」になったともいわれます。ただし、中国で石南花といっているのはバラ科の別種であるといわれます。
シャクナゲ全般の花言葉
「威厳」「荘厳」「危険」
花言葉の由来
花言葉の「威厳」「荘厳」は、シャクナゲの美しく豪華に咲き誇る姿に由来するといわれます。また「危険」の花言葉は、シャクナゲの葉に毒を含むことにちなみます。
黄梅 Winter jasmine
冬~早春の花。花色は黄。
花名の由来
和名の「黄梅(オウバイ)」は、黄色い花が同じ時期に咲くウメに似ていることに由来します。
オウバイはジャスミン(モクセイ科ソケイ属)の仲間で、属名の学名「Jasmine(ジャスミン)」は、ペルシャ語の「Yasmin(ヤースミーン)」を語源とし、「神からの贈り物」という意味があるともいわれます。
中国では旧正月(2月)の頃に咲き出すことから「迎春花(ゲイシュンカ)」と呼ばれます。
英語では「Winter jasmine(冬のジャスミン)」と呼ばれます。
オウバイ全般の花言葉
「控えめな美」「期待」「恩恵」
花言葉の由来
花言葉の「控えめな美」は、素朴な味わいのある枝ぶりやおもむきのある花姿に由来するといわれます。
2月20日生まれの有名人
日本
・志賀直哉 (小説家 / 1883年2月20日~1971年10月21日)
・石川啄木 (歌人、詩人 / 1886年2月20日~1912年4月13日)
・浅香光代 (女優 / 1928年2月20日)
・長嶋茂雄 (プロ野球選手、野球監督 / 1936年2月20日)
・アントニオ猪木 (プロレスラー / 1943年2月20日)
・志村けん (コメディアン / 1950年2月20日)
・かとうかず子 (女優 / 1958年2月20日)
・いしのようこ (女優 / 1968年2月20日)
・藤田ニコル (ファッションモデル / 1998年2月20日)
期待」の花言葉は、まだ寒さが厳しい早春に黄色い花を咲かせ、春の訪れを感じさせてくれることにちなむともいわれます。
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