
「ヤドリギ」「ノースポール」
宿り木 Mistletoe
早春の花。花色は黄など。
花名の由来
属名の学名「Viscum(ヴィスカム)」は、ラテン語の「viscum(とりもち)」を語源とし、果実の内部に粘りがあり、タネがそれに包まれていることに由来するともいわれます。
和名の「宿り木、寄生木(ともにヤドリギ)」は、この植物がエノキ、クリ、ブナ、ミズナラ、ケヤキ、サクラ、ヤナギなどの落葉樹に寄生し、その幹から養分などを吸い取って生息することにちなみます。
英語では「Mistletoe(ミスルトー)」と呼ばれます。
ヤドリギ全般の花言葉
「私にキスして」「困難に打ち克つ」
花言葉の由来
花言葉の「私にキスして」は、クリスマスにはヤドリギの下でキスすることが許される風習(下記参照)にちなみます。「困難に打ち克つ」の花言葉は、ヤドリギが氷雪のなかでも緑を保つことに由来します。
ヤドリギとキス
ヤドリギはセイヨウヒイラギとともにクリスマスには欠かせない植物です。古くから「ヤドリギの下のキス(Kissing under the mistletoe)」といい、クリスマスの飾りのヤドリギの下では女が男にキスの特権を与える風習があります。
ノースポール Mini marguerite
冬~初夏の花。花色は白。
花名の由来
属名の学名「Chrysanthemum(クリサンセマム)」は、ギリシア語の「chrysos(黄金)」と「anthemon(花)」が語源になります。
ノースポールはサカタのタネ社の商品名ですが、一般名としても定着しています。株全体を白くおおうように花を咲かせる姿が北極(ノースポール)の白い大地を連想させることにちなみます。
英語ではマーガレットに似ていることから「Mini marguerite(小型のマーガレット)」や「Snow daisy(雪のデイジー)」などと呼ばれます。
ノースポール全般の花言葉
「誠実」「冬の足音」「高潔」
花言葉の由来
花言葉の「冬の足音」は、冬の始まりのころ白い雪のような花を咲かせることにちなむともいわれます。
12月24日生まれの有名人
日本
・生島ヒロシ (フリーアナウンサー / 1950年12月24日)
・長野智子 (フリーアナウンサー / 1962年12月24日)
・石原さとみ (女優 / 1986年12月24日)
・西内まりや (女優 / 1993年12月24日)
海外
・ジョン (イングランド王 / 1167年12月24日~1216年10月18日または10月19日)
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