
「オンシジューム」「エゾギク(アスター)」「サンダーソニア」
オンシジューム Dancing lady orchid
周年出回る花(最盛期は8~12月)。花色は黄、オレンジ、赤、ピンク、白など。
花名の由来
属名の学名「Oncidium(オンシジューム)は、ギリシア語の「onkos(とげ、こぶ)」を語源とし、唇弁(ラン科植物にみられる昆虫が着地しやすいように変形した花びら)の基部にこぶ状の隆起があることに由来します。
大きな唇弁をもつ花姿がドレスを広げて優雅に踊る女性のように見えるので、英語では「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」とも呼ばれています。
オンシジューム全般の花言葉
「可憐」「一緒に踊って」
花言葉の由来
花言葉の「一緒に踊って」は英名の「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」にちなみます。「可憐」の花言葉は、かわいいチョウのような小花をたくさんつけることに由来するといわれます。
蝦夷菊 China aster
夏の花(最盛期は7~8月)。花色は赤、ピンク、白、青、紫、黄、オレンジなど。
花名の由来
エゾギクは、かつてアスター属(シオン属)に分類されていたため、園芸の世界では一般にアスターと呼ばれています(現在はエゾギク属に分類)。中国原産で英語ではチャイナ・アスター(China aster)と呼ばれます。
属名の学名「Callistephus(カリステプス)」は、「美しい冠」を意味し、花冠が大きく美しいことにちなみます。
エゾギク全般の花言葉
「変化」「追憶」「同感」「信じる恋」
色別の花言葉
赤いエゾギク
「変化を好む」
ピンクのエゾギク
「甘い夢」
白いエゾギク
「私を信じてください」
青いエゾギク
「信頼」「あなたを信じているけど心配」
紫のエゾギク
「恋の勝利」「私の愛はあなたの愛より深い」
花言葉の由来
花言葉の「変化」は、エゾギクの多様な花色に由来するといわれます。また、「信じる恋」の花言葉は、古くはこの花が恋占い(「好き、嫌い、好き・・・」と花びらを一枚ずつ散らす)に使われていたことにちなむといわれます。
サンダーソニア Sandersonia
周年出回る花(最盛期は6~10月)。花色は黄、オレンジ。
花名の由来
花名のサンダーソニアは、南アフリカの入植者で、1851年にこの植物を発見したジョン・サンダーソンの名にちなみます。
黄色やオレンジのベルのような花姿から英語では「Christmas bells(クリスマスベル)」や「Chinese lantern lily(チャイニーズランタンリリー:ちょうちんのようなユリ)」とも呼ばれます。
サンダーソニア全般の花言葉
「望郷」「祈り」「愛嬌」
花言葉の由来
花言葉の「望郷」「祈り」は、祖国を想う入植者の気持ちに由来するともいわれます。「愛嬌」の花言葉は、ベルのように下向きに咲く、そのかわいらしい姿にちなみます。
11月28日生まれの有名人
日本
・宇野千代 (小説家 / 1897年11月28日~1996年6月10日)
・向田邦子 (テレビドラマ脚本家、小説家 / 1929年11月28日~1981年8月22日)
・里見浩太朗 (俳優 / 1936年11月28日)
・松平健 (俳優 / 1953年11月28日)
・安田成美 (女優 / 1966年11月28日)
・原田知世 (女優、歌手 / 1967年11月28日)
・蓮舫 (政治家 / 1967年11月28日)
・堀内健 (お笑い芸人 / 1969年11月28日)
・松雪泰子 (女優 / 1972年11月28日)
・河北麻友子 (米国出身の女優 / 1991年11月28日)
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