10月15日の誕生花

 

「シュウメイギク」「ミセバヤ」

秋明菊(シュウメイギク) Japanese anemone

秋の花 花色は白、ピンク、紫。

花名の由来

花名の秋明菊(シュウメイギク)は、秋にキクに似た明るい花を咲かせることにちなみます。実際にはキク科ではなく、キンポウゲ科の植物です。

シュウメイギクはとくに京都市北部の貴船に多く見られることから貴船菊(キブネギク)の別名もあります。

シュウメイギクはアネモネの仲間(イチリンソウ属)です。中国が原産で日本へは古い時代に渡来し、各地に帰化しています。英語では「Japanese anemone(日本のアネモネ」と呼ばれています。

 

シュウメイギク全般の花言葉

「薄れゆく愛」「忍耐」

花言葉の由来

シュウメイギクの仲間であるアネモネには悲しい伝説があり、アネモネの花言葉(「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」など)も切ないものになっています。

シュウメイギクの花言葉「薄れゆく愛」もそれにちなむともいわれます。

 

見せばや October daphne

秋の花。花色はピンク、淡紅色、桃紅色。

花名の由来

「見せばや(ミセバヤ)」の名前は、この花を深山で見つた高野山の法師が、歌の師である冷泉為久(1686~1741)に「君に見せばや(見せたいものだ)」と文を添えて贈ったことに由来するといわれます。

また、長く垂れた花茎の先端に玉のように小花を咲かせることから「玉の緒(タマノオ)」の別名もあります。

英語では「October daphne」「October plant」「October stonecrop」などと呼ばれます。

 

ミセバヤ全般の花言葉

「大切なあなた」「つつましさ」

花言葉の由来

花言葉の「大切なあなた」は、恩師に美しい花を贈ったという花名に関する言い伝えにちなむともいわれます。

「つつましさ」の花言葉、長い雄しべをもつ花がほんのりと美しい球状の花序をつくる、繊細で女性的な花姿に由来するといわれます。

 

10月15日生まれの有名人

日本

・清水国明 (タレント / 1950年10月15日)
・山川豊 (演歌歌手 / 1958年10月15日)
・真木よう子 (女優 / 1982年10月15日)
・水原希子 (ファッションモデル、女優 / 1990年10月15日)

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