
「クロッカス」「オジギソウ」「マンサク」
クロッカス Crocus
早春の花(最盛期は3月)。花色は紫、黄、白、青、赤など。
花名の由来
属名の学名「Crocus(クロッカス)」は、ギリシア語の「krokos(糸)」が語源となり、長く糸状に伸びるめしべをもつことに由来します。
クロッカス全般の花言葉
「青春の喜び」「切望」
色別の花言葉
紫のクロッカス
「愛の後悔」
黄色いクロッカス
「私を信じて」
花言葉の由来
春に咲く花は青春の意味を含むとされるケースが多く、「青春の喜び」の花言葉もクロッカスがヨーロッパにおいて古くから春の訪れを告げる花とされてきたことに由来します。「切望」の花言葉は、早春に花をつけるクロッカスが春を待ちきれないという意味になります。
お辞儀草 Sensitive plant
夏の花。花色はピンクなど。
花名の由来
オジギソウ属の学名「Mimosa(ミモザ)」は、ギリシア語の「mimos(身振り、まね)」が語源で、この植物がおじぎのまねをすることに由来します。
このようにミモザは本来オジギソウ属を指す植物名ですが、フサアカシア(アカシア属)の葉がオジギソウのものに似ていることから、誤ってフサカアカシアをミモザと呼ぶようになりました。
英語では「敏感な草(Sensitive plant)」、漢名では「含羞草(恥ずかしがる草)」と呼ばれます。
オジギソウ全般の花言葉
「繊細な感情」「感受性」「敏感」
花言葉の由来
花言葉の「繊細な感情」「感受性」「敏感」は、オジギソウの葉に軽く触れるだけで、葉が閉じ垂れ下がってしまうことにちなみます。
満作 Witch hazel
早春の花。花色は黄、オレンジ、赤。
花名の由来
和名の「満作、万作(マンサク)」は、山で一番早く咲くことから「まず咲く」が転訛したという説や豊年満作の祈願から命名されたという説などがあります。
英語では北米原産のアメリカマンサクを「Witch hazel(魔女のハシバミ)」と、日本固有種のマンサクは「Japanese witch hazel」と呼んでいます。
マンサク全般の花言葉
「呪文」「魔力」「霊感」「ひらめき」
花言葉の由来
かつて東北地方ではこの花の咲き具合で作況を占っていたといわれます。また、アメリカ先住民もアメリカマンサクの枝を占い棒として使用していたといわれます。花言葉の「呪文」「魔力」「霊感」もこれらに由来します。「ひらめき」の花言葉は、ぱっとはじけたような花の形にちなむともいわれます。
1月31日生まれの有名人
日本
・徳川家康 (江戸幕府初代将軍 / 1543年1月31日~1616年6月1日)
・大江健三郎 (ノーベル文学賞受賞者 / 1935年1月31日)
・鈴木宗男 (政治家 / 1948年1月31日)
・石野真子 (女優 / 1961年1月31日)
・真矢みき (女優 / 1964年1月31日)
・石黒賢 (俳優 / 1966年1月31日)
・香取慎吾 (歌手、俳優 / 1977年1月31日)
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