
「プルメリア」「ヘリオトロープ」「ナナカマド」
プルメリア Plumeria
夏~秋の花。花色は白、黄、ピンク、赤、オレンジ、複色など。
花名の由来
属名の学名「Plumeria(プルメリア)」は、フランスの植物学者で中米、南米に赴き、アメリカ大陸の植物を研究したシャルル・プリュミエ(Charles Plumier / 1646~1704)の名前にちなんでつけられました。
英語では別名「Temple tree(寺院の木)」とも呼ばれますが、プルメリアが熱帯地域の寺院に多く植えられていることに由来します。
プルメリア全般の花言葉
「気品」「恵まれた人」「日だまり」「内気な乙女」
花言葉の由来
花言葉の「気品」は、優美なその花姿とプルメリアの放つ優雅で上品な香りに由来するといわれます。また、「日だまり」の花言葉は、常夏の太陽の光を浴びて沢山の花を咲かせることにちなむともいわれます。
ヘリオトロープ Heliotrope
初夏の花。花色は紫、白など。
花名の由来
属名の学名「Heliotropium(ヘリオトロビウム)」は、ギリシア語の「helios(太陽)」「trope(向く)」が語源で、太陽に向かって花をひらくという意味があります。
英語では「Heliotrope(ヘリオトロープ)」と呼ばれています。また、香りが似ているということで「Cherry pie(チェリーパイ)」とも呼ばれます。
ヘリオトロープ全般の花言葉
「献身的な愛」「夢中」「熱望」
花言葉の由来
花言葉の「献身的な愛」は、太陽神アポロンに恋をした水の精クリティが、ヘリオトロープに姿を変えたというギリシア神話(下記参照)にちなみます。
なお、その内容はキンセンカの言い伝えと同じで、そのままヘリオトロープの伝説にもなっています。
七竈 Mountain Ash
初夏の花。花色は白。
花名の由来
花名の「七竈(ナナカマド)」は、「木が燃えにくく、七度カマドにくべても灰にならない」という意味であるといわれています。他にも「七度焼くと良質の炭になる」といった説もあります。
英語では「Rowan(北欧語のルナが語源で、「お守り」を意味しているといわれます)」や「Mountain Ash(山のトネリコ)」と呼ばれています。
ナナカマド全般の花言葉
「慎重」「賢明」「私はあなたを見守る」
花言葉の由来
花言葉の「慎重」は、ナナカマドの木が燃えにくいことにちなむといわれます。「私はあなたを見守る」の花言葉は、この木でつくった十字架や船の言い伝え(下記参照)に由来するともいわれます。
1月27日生まれの有名人
日本
・ジョン万次郎 (通訳、教師 / 1827年1月27日~1898年11月12日)
・東郷平八郎 (元帥海軍大将 / 1848年1月27日~1934年5月30日)
・清水ミチコ (お笑いタレント / 1960年1月27日)
・雛形あきこ (女優 / 1978年1月27日)
海外
・ルイス・キャロル (英国の作家、数学者 / 1832年1月27日~1898年1月14日)
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