
「フリージア」「ストック」
フリージア Freesia
春の花(最盛期は3月)。花色は白、黄、オレンジ、赤、ピンク、青、紫など。
花名の由来
属名の学名「Freesia(フリージア)」は、原産地の南アフリカでこの植物を発見したデンマークの植物学者エクロン(1795~1868)が、親友のドイツ人医師フレーゼ(Freese)に献名したといわれます。
和名の「浅黄水仙(アサギスイセン)」は、日本に最初に渡来したものが淡黄色の品種だったために名づけられましたが、現在は使われていません。
フリージア全般の花言葉
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
色別の花言葉
黄色いフリージア
「無邪気」
白いフリージア
「あどけなさ」
赤いフリージア
「純潔」
紫のフリージア
「憧れ」
花言葉の由来
花言葉の「あどけなさ」「純潔」「無邪気」は、フリージアの明るくほのぼのとする花姿やさわやかさ・甘酸っぱさのある香りといった純真無垢なイメージに由来するといわれます。
ストック Stock
春の花(最盛期は3月)。花色は赤、ピンク、白、紫、黄など。
花名の由来
英名の「Stock(ストック)」は、茎や幹という意味で、この植物の茎が太く丈夫であることに由来するといわれます。
この植物は江戸時代に日本に持ち込まれ、和名では紫羅欄花(アラセイトウ)と呼ばれます
全般の花言葉
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」
色別の花言葉
赤いストック
「私を信じて」
ピンクのストック
「ふくよかな愛情」
白いストック
「思いやり」「ひそやかな愛」
紫のストック
「おおらかな愛情」
黄色いストック
「さびしい恋」
花言葉の由来
花言葉の「永遠の美」は、ストックの花もちがよく、香りも長くつづくことに由来するといわれます。「愛情の絆」の花言葉は、ストックの言い伝え(下記参照)にちなむといわれます。
ストックの言い伝え
その昔、ある国のお姫様が、敵国の王子と恋に落ちました。それが王に知られてしまい、姫はお城から出られなくなってしまいます。そこで、王子が夜中に城の屋上にロープを投げ入れ、姫がそのロープを伝って降りてくるという方法でひそかに会うようになりました。しかし、ある日、ロープが切れて姫は亡くなってしまいます。それを哀れんだ神様が姫をストックの花に変えたといいます。
1月10日生まれの有名人
日本
・福澤諭吉 (啓蒙思想家、教育者 / 1835年1月10日~1901年2月3日)
・尾崎紅葉 (小説家 / 1868年1月10日~1903年10月30日)
・長門裕之 (俳優 / 1934年1月10日~2011年5月21日)
・財前直見 (女優 / 1966年1月10日)
・山口達也 (ミュージシャン、俳優 / 1972年1月10日)
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