ポインセチアの育て方

 

クリスマスまであとひと月ほど

クリスマスのお花と言えば、ポインセチアを連想する方も多いのではないでしょうか。

赤と緑の色合いが、クリスマス気分を盛り上げてくれますよね。

クリスマスとの関係は、17世紀にメキシコのタスコ付近に住み着いたフランシスコ修道会の僧たちが、

ポインセチアの色と開花時期から「赤は清純なキリストの血」「緑は農作物の生長」を表わしているとして、

誕生祭の行列に使うようになったのが始まりといわれています

 

ポインセチアの赤く色づいた花びらに見える部分は葉っぱです。

本当の花は茎の頂点につくつぶつぶ状のもので、花びらは持ちません。

ポインセチアは日の長さや気温など条件がそろうと茎の先端に花をつけて、葉っぱが色づきます。

そんなポインセチアも育て方のコツをおさえれば、春まで長く楽しむことができます。

そして、少し手間がかかりますが、翌年も楽しむことができます。

 

ポイントは

置き場所と水やりと日当たりです

 

★置き場所

ポインセチアは原産地がメキシコで寒さに弱い観葉植物の一種です。

気温が10℃を下回るとあっという間に葉が黒くなり枯れてしまいます。

特に冬になると、窓辺は昼と夜の寒暖の差が激しくなります。

元気がないと感じたら、室内の暖かいところに移動してあげて下さい。

早い段階で対処すれば、元気を取り戻せます。

ただ、エアコンの風などが当たる場所は乾燥して葉っぱが枯れてしまうので避けて下さい。

 

★日光不足

ポインセチアは日の光が大好きです。

日光不足になると、下の方から葉っぱが黄色く変色してしまいます。

特に、午前中の日光をしっかり当てるのが大切です。

日光に当たらないと、葉っぱが緑から赤に色づきません。

 

★水やり

ポインセチア生育期(4月~10月)と休眠期(11月~3月)で水の量やタイミングが異なります。

生育期は土が乾いてから、休眠期にあたる今の時期は土が乾いて3~5日たってから水やりをします。

特に新芽が出はじめるまではほとんど水を吸わなくなり、

まだ湿っているときに水やりをしてしまうと、根が水を吸収しきれず根腐れをおこします。

日当たりのよい室内においているのに、青々とした葉が枯れ落ちるようであれば根腐れをおこしています。

まだ茎がみずみずしいようなら復活できるので、水やりを控えて様子をみてください。

反対に、葉っぱがチリチリになっている場合は水不足で乾燥しすぎです。たっぷりと水やりをして下さい。

 

水やりの注意

葉っぱや茎に水がかかると、黒くなったり傷んでしまうので、株元に水を注ぐようにあたえて下さい。

 

 

冬越しできた株の切り戻し

株の冬越しに成功したら、4月の中頃(下葉が落ちてなくなったら、1~3月でも可)に

下から2~3節を残して切り戻しを行います。

そうすることで、新芽が元気に伸びてきて、バランスの良い姿になります。

 

植え替え・植え付け

十分に暖かくなった4~5月に古い土を半分くらい落としてから、

新しい土(市販の観葉植物用の土など)で一回り大きい鉢に植え替えます。

その時、伸びすぎたり、傷んだりしている根があればハサミで切り落とします。

寒さに弱いので地植えは向きません。

 

キレイに色づかせる短日処理

ポインセチアは短日植物のため、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲かない性質を持っています。

そこで、9月以降は光の当たる時間を調節してやることが重要な作業になります。

夜の人工照明は禁物です。

9月下旬から葉の色が完全に色づくまで(目安40日間)、毎日欠かさず17時~翌8時まで、ダンボールなどをかぶせて一切の光を遮るようにします。

この作業を短日処理といいます。

そのかわり、日中はよく日に当てること。

 

水やり・肥料

生育期間中(4月~10月)は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料は4月~10月までは月に一回、化成肥料を置き肥します。

開花後は液体肥料を月に三回ほど与えます。

基本的に休眠期は生育がほとんど止まってしまうので肥料を与える必要はありません。

 

ポイインセチアの切り口の樹液に注意

ポインセチアが分類されているユーフォルビア属は、葉っぱや幹を傷つけると白い樹液を出すという特徴があります。

この白い樹液は、ホルボールエスチルなどの毒性を含んでおり、皮膚が弱い方が触れるとかぶれることがあります。

剪定や植え替えなど樹液に触れそうな作業のときは、手袋をして作業してください。

万が一触れてしまったときは、慌てず流水で洗い流しましょう。

 

クリスマスシーズンの花というイメージが強いポインセチアですが

コツを抑えて、ながーく楽しんで下さいね

 

 

 

 

 

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