
12月も中頃になり、いよいよあわただしくなってきましたね。
クリスマスソングも流れ、そろそろ、クリスマスツリーを飾ろうというお宅も多いのではないでしょうか?
クリスマスツリーと言えば、モミの木ですね。
欧米では庭木として多く植えられています。
品種が多くあり、青緑の葉や銀葉、形も豊富で好みのものを楽しめます。
基本的には性質は強健ですが、冷涼な気候を好むので、関東以西の地域では栽培は難しくなるかもしれません。
そこで
もっと手軽に楽しむことができる「コニファー(ゴールドクレスト)」がおすすめです。
手軽に生木でクリスマスツリーを楽しめます。
ゴールドクレストの育て方
寒さに強く、暑さに弱いのが特徴で、室内ではなく屋外での栽培に適しています。
置き場所は日当たりがよく、風通しのいい場所を好みます。
乾燥すると葉先がカサカサな状態になります。
葉が茶色になった部分はカットしてしまい、色が変わっていない元気な葉っぱだけを残して育てていくようにします。この時にカットのバランスが悪くなったりして全体的な形も崩れやすくなるので注意しましょう。
鉢で育てる場合は真夏は風通しの良い半日陰で育てるようにします。
暑さに弱いため夏の時期に枯らしてしまうことが多いので夏の管理には十分気を付けましょう。
水やりは土の表面が乾いたら、たっぷり与え、冬場は少し間隔をあけてあげます。
一般的な観葉植物よりは水を好むと思います。
土をさわって、水やりの間隔を確かめて下さい。
和歌山、岩出市にある我が家にも去年までゴールドクレスト3本地植えにし、生け垣にしていました。
20年くらい前に植えたのですが、ゴールドクレストはすごく成長が速いです。
3年ほどで、2階ぐらいの高さにまで成長します。
地植えにする場合は、1.5メートル以上の間隔をあけて植えて下さい。
根がまわりますので、水道管などをわられてしまうことがあります。
また、強風に倒れてしまうことがあるので、その点も注意して場所を選んでください。
場所さえ確保できれば
このあたりの気候で、十分立派に成長してくれます。
針葉樹(=コニファー)に属し、ヒノキ科のゴールドクレストは森林のような香りがします。
葉っぱを手にするとよくわかるのですが、すごくリフレッシュできる香りです。
この芳香の原因は、ロシア語のフィトン(檀物)とチッド(殺)の複合語で呼ばれている「フィトンチッド」といわれています。ゴールドクレストだけではなく多くの樹木・植物は外敵より身を守るために、a-ピネン(防白アリ作用)やヒノキチオール(防ダニ作用)等の揮発性物質(総称してフィトンチッドと呼ばれています。)を発散するといわれています。この香りは森林のような香りがします。
香りの効能
・「リフレッシュ効果」
自律神経の安定に効果的と言われており、そのほかに肝機能を改善したり快適な睡眠を促したりする効果があります。
・「消臭・脱臭効果」
森林に行くと心地よい空気が漂っていますね。植物や樹木等には空気を浄化したり、悪臭を消す働きがあります。消臭作用は特に生活の中にある悪臭には効果があるといわれています。
・「抗菌・防虫効果」
植物による抗菌・防虫効果は天然物質なので副作用がなく安全で穏やかに作用してきます。お部屋のカビやダニだけでなく食品への防腐、殺菌などにも効果があります。
クリスマスツリーとして楽しんで
あとは、可愛らしいお花と寄せ植えにしても素敵ですね。
玄関先などにおいておくと、通るたびにリフレッシュできそうです。
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